2006年06月02日

B)ティーチャーズトレーニング対象者への効果

2)ティーチャーズトレーニング対象者への効果
対象:3学年女子3クラス
教員:サハル先生 
目的:実際に児童に音楽を教授しながら、ティーチャーズトレーニングで研修を重ねているサハル先生と共に授業を運営する。その児童・教員への教授効果と、トレーニングとの相互効果を検証する。
方法:3クラスのうちの1クラスをモデルに、2005年10月から2006年3月までのデータを元に、1)授業内容、2)児童・先生の技術等の推移、3)筆者と教員との授業の受け持ちの割合、の3点から、効果を論ずる事とする。
教育効果:
1)授業内容
3年生での授業内容は、1)ソルフェージュ、2)歌唱、3)復習を主に、筆記を中心とした4)楽典、5)打楽器を中心とした器楽、以上の5項目が中心である。以下のグラフは1ヶ月間での平均である為、週により多少の内容の割合の変化があることを記しておく。1)ソルフェージュと、2)歌唱についてであるが、1)ソルフェージュは訓練内容によって歌唱方法を取り入れる場合がある。ここにおいては、「音感教育の為の歌唱練習」という定義のもと、カテゴリー分けをしている。最終的に音楽作品として仕上げの段階にあるものを2)歌唱とし区別をしている。



 ティーチャーズトレーニングでの学習内容を随時授業で取り入れ、実践を重ねた。対象の教員には20年近い教員としての経験があるので、新しい「音楽」という素材を与えるだけで短期間である程度のレベルまで持っていってしまうことが可能である。説明が必要な楽典などは、外国人の私が説明するよりもディティールを細かく解説することが出来る為、児童にとっても理解しやすいと思われる。


2)児童・教員の技術等の推移
 児童と教員の心理・技術の推移であるが、児童・教員共に音楽的技術は飛躍的に伸びていることが解る。教授技術であるが、始めた10月・11月はまだトレーニングも始まったばかりで授業は私のサポート程度に留まっていたが、徐々に実践現場に参加させ、音楽の授業そのもののあり方を考えさせていった。

5年生男子クラスにおいては同様に現地の教員が授業に付いているが、児童を集中させる為の人材で、教員側から何か音楽教育に対しアクションを起こすことは無い。児童・現地教員に音楽技術を教授し、さらにそれを継続させる為のプランであることを再び記しておく。




3)筆者と先生との授業の受け持ちの割合
 前項に記した通り、ティーチャーズトレーニングで得た技術を現場で随時投影する事が大きな目的である。目標として5月の学年が終了するころには、教科書に記載されている基本的な音楽技
術を児童に教授できるようにしたい。トレーニング時の教材は「教科書初級編」を使っている。そのまま授業で使えるよう考慮した結果であるが、来年度以降トレーニングを続ける際には、別副教
材を作成し用いることも視野に入れていきたいと考えている。
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