2006年06月07日

はじめに

 青年海外協力隊員として、2005年4月から2007年4月までの活動を記録、論じた文章を掲載したサイトです。音楽教員として中近東の国、シリアのUNRWAの学校で活動をしています。その貴重な活動情報を日本の皆様にも知って頂けるのを目的に運営をしています。よろしければ目を通して頂けると幸いです。
 尚、著作権は筆者に帰属しております。無断での転用・掲載、学会での無断利用の一部抜粋その他の行為は、禁止しておりますのでご了承下さい。
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2006年06月02日

B)活動状況一覧 女子5学年

B)活動状況一覧(女子5学年4クラス分)
2005・10・5〜2006・3・22 毎週水曜日



2005
10・5
回数:1

内容:休日の為授業は無し


10・12
回数:2
クラス:A
テーマ:音階マウタニー コンクールの話
内容:音階を手を使い認識させる練習ドレミファソラシドレミファまでの認識をさせる事が出来た。全体・グループ・個人に分けて行う。集中力が無いために進行する事が困難に感じる。女子は協力的な為、進行しやすい。たどたどしいアラビア語でもしっかり話を聞こうとする態度があり、バリエーションを考えられそうに思う。音楽レベルは高くは無く、音階を正しく歌える生徒は居ない。前任者が教えていたようだが、音楽的には厳しいものを感じた。まずは様子を見る為にマウタニーを歌う。音域の問題もあり(上のEはかなり高い)音程を取るのがかなり難しそうだった。授業の意識・技術レベルの向上の為に2006年3月に全国音楽コンクールを行う。
1)授業態度 2)テスト 3)ノートの3要素で代表選手を決めると公言した。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様。

クラス:C
内容:他教科のテストが突然入ってしまい授業が無くなる。

クラス:D
テーマ:音階コンクールの話
内容:クラスA・Bとほぼ同様(Tinkle Tinkle Little Starは授業で扱っていない) 


10・19
回数:3
クラス:A
テーマ:音階Tinkle Tinkle Little Star
内容:前回同様階名での歌唱を行う。大きい声では歌えるが音楽的な声には遠い為、やさしく歌うという単語を多用した。音階のみの歌唱練習を行った。思いのほか出来、飲み込みも早い。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:前半は体育のテストがあった為、20分のみの授業となる。内容はクラスAと同様。

クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


10・26
回数:4
クラス:A
テーマ:音階Tinkle Tinkle Little Star
内容:咽に優しい歌い方という言い方で、ソフトな声質を得られるよう指導した。時折大きな声(F・・・フォルテ)、小さな音(P・・・ピアノ)で歌わせることで様々な表現方法があることを認識させる。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。歌詞を付けずに音階だけの練習。音程に注意しながら進行にリズムを作りながら進めていく。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。歌詞付けを行う。英語の歌詞だが割りと無理なく導入できた。言葉を覚えるのが早く、音楽表現にすぐに入れると思った。


クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:音階Tinkle Tinkle Little Star
内容:咽に優しい歌い方という言い方で、ソフトな声質を得られるよう指導した。時折大きな声(F・・・フォルテ)、小さな音(P・・・ピアノ)で歌わせることで様々な表現方法があることを認識させる。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。歌詞付けを行う。英語の歌詞だが割りと無理なく導入できた。言葉を覚えるのが早く、音楽表現にすぐに入れると思った。

クラス:D
テーマ:クラスCと同様
内容:クラスCと同様


11・25
クラス:A
テーマ:Tinkle Tinkle Little Star
内容:英語での歌詞付けを行う。アラブ人が苦手な発音もあるので、繰り返し練習する。1小節単位、2小節単位、4小節単位で練習。それと同時に発声の仕方も少しずつ行う。黒板にある生徒の似顔絵を書き、口を大きく開けている様子を書く。非常に生徒の受けが良く、盛り上がる事によってクラスの雰囲気もよくなった。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・9
回数:6

アイードの為授業は休み。
11・16
回数:7
クラス:A
テーマ:Tinkle Tinkle Little Star さくら
内容:大分歌えるようになり、教科書を閉じて歌わせるなど、出来るだけリラックスさせるよう心がけた。口を大きく開けること、音程を正しく取る事、姿勢を正しくする事を徹底させた。日本語の歌詞なので、歌詞を黒板に書いてノートに書かせた。生徒は音楽に対に大変好奇心を持っているので、多言語でも積極的に学習した。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様*試験の事を少し話した。
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・23
回数:8
クラス:A
テーマ:Tinkle Tinkle Little Star さくら リズムの学習
内容:1楽曲として完成させた。生徒全員が歌詞とメロディーを覚え、しっかりと歌えるようになった。覚えが早く、日本語にも関わらずほとんど歌えるようになった。細かいニュアンスや音程が気になるので、今後はそれらに注意していきたい。四分音符と二部音符の学習をした後、リズムソルフェージュを行う。手を何回か叩き、その回数を生徒が数えるというもの。大変盛り上がりとても楽しめたようだ。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
内容:女子ソフトボールの練習の為休み。


クラス:D
テーマ:クラスA・Bと同様
内容:クラスA・Bと同様


11.30
回数:9
クラス:A
テーマ:ピアノ
内容:指使いの練習を行う。右手の音階を中心に進める。女子は多少メカニカルなものが苦手で、多少飽きてしまうのが早い。各個人にピアニカを渡す事が出来ない為、教科書のピアノのページに指を置かせ練習させた。使用台数は2台。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


12・7
回数:10
クラス:A
テーマ:選抜テストTinkle Tinkle Little Star さくら ヤービーラーディー
内容:コンクールの為の筆記試験を行った。リズムの音取り、左手を使った音階の問題、ピアノの指使い、ヤービーラーディーの歌詞の書き取りを、設問として記載した。20分ほどで終了した為、翌週が歌唱のテストの為、残りを歌唱の練習に費やした。歌詞を見ないで歌唱をさせた。問題内容がうわさで広まるので、第1問目の「リズム回数当て」の問題は最後のクラスは変えた。復習感覚で、次週の歌のテストを意識させながら、歌詞確認後、教科書を閉じて歌唱させた。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:上記と同様

クラス:C
内容:女子ソフトボールの練習の為休み。

クラス:D
テーマ:クラスA・Bと同様
内容:クラスA・Bと同様


12・14
回数:11
クラス:A
テーマ:選抜テスト2
内容:歌唱の試験を行う。ヤービーラーディーの1番の前半部のみの歌唱であった。筆記試験は女子はほとんど開きが無く、歌唱を厳密に審査する必要がある。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様*筆記試験はクラスBが一番出来ていた。
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


12・21
回数:12
クラス:A
テーマ:選抜テスト3
内容:歌唱の試験を行う。ドレミの音階の歌唱で、正しく音程が取れているかどうかの確認を行った。時間をかけて、音程が正しく取れるかどうかを中心に選抜する。大変声が綺麗な生徒もいて、コンクールへのイメージも出来てきた。選抜者:3名

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:上記と同様選抜者:3名

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:上記と同様選抜者:3名

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:上記と同様選抜者:3名


2005 12・28 〜 2006 1・24
冬休みの為休み


2006
1・25
回数:13
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲(題名未定)
内容:コンクール用の楽曲を導入する。まだ歌詞がない為階名のみの歌唱。みんなノートを持ってきているので、音符と階名を書かせる。最後の15分はソフトボールの練習の為、その間は他の先生が教室に来た。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様*試験的にハーモニーを導入。コンクール出場メンバーに歌わせたところ、正しく音程が取れハーモニーを作る事が出来た。ハーモニーの概念がない為、説明し伝えるのに時間が要ったが、出来る事が解った。


2・1
回数:14
クラス:A
テーマ:ファンナンダルス、さくら
内容:過去に扱った題材を用いて歌唱の復習を行う。歌唱の際の注意点(姿勢、口の開き方、発声など)に対し意識付けをさせる。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・8
回数:15
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲@
内容:コンクール用の楽曲を導入する。ナシードブスターン、の歌詞を黒板に書き学習させる。女子クラスはとても覚えが早いので、1回見本として歌唱をすればすぐに覚えてしまう。後半はグループごとに歌唱させ点数を付けた。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・15
回数:16
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲A
内容:コンクール用の楽曲を導入する。ナシードブスターンの振り付けを学習する。3年生担任のサハル先生が考えコンクール用の生徒に教授した。それを実際授業に導入したが、大変受けが良かった。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様*試験的にハーモニーを導入。コンクール出場メンバーに歌わせたところ、正しく音程が取れハーモニーを作る事が出来た。ハーモニーの概念がない為、説明し伝えるのに時間が要ったが、出来る事が解った。


2・22
回数:17
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲B
内容: コンクール用の楽曲を導入する。フィリアスフーラを歌唱。みんなノートを持ってきているので、歌詞を書かせる。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・1
回数:18
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲C
内容: コンクール用の楽曲を導入する。ヤーアウラード振り付けをつけての歌唱。音階のみの歌唱、歌詞をつけての歌唱、振り付けをつけての歌唱を行う。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・8
回数:19
コンクール準備の為休み


3・15
回数:20
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲D
内容:コンクール用の楽曲を全曲導入する。音階のみの歌唱、歌詞をつけての歌唱、振り付けをつけての歌唱を行う。器楽の復習(ピアノ指使い)も再学習という形で10分ほど行う。学年末試験で出題する為。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・22
回数:21
クラス:A
テーマ:ソルフェージュ楽曲、器楽(リコーダー)
内容:今までのソルフェージュ楽曲の復習と、新しくリコーダーの学習を行う。リコーダーは器用さの無いシリア(パレスチナ)の子供たちには難しいようで、穴をすべて押さえることができない。リコーダーもすべていきわたらないので、みんなにペンを持たせて指使いを教えた。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


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7)プロジェクトの成果の一例と結論

プロジェクトの成果の一例を、1)児童への教育効果、2)トレーニング参加者への効果、3)UNRWA機関への効果の3項目において論ずる。

6)通常授業報告

以下に記載する学校現場における教員活動記録は、未開発地域においてどのように音楽教科授業を運営し行ったかを、1)テーマ・2)内容、を中心に記載した。
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5)現場活動状況報告

上記に述べた音楽教育未開発地域における科目導入・普及の為の、学校現場での教育活動・プロジェクト活動(企画・運営)を、実際に現場において投影し教育的成果として記録、及び論じたものを以下結論として位置づける事とする。
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4)プロジェクト・企画運営内容

プロジェクト内容、1)ティーチャーズトレーニング、2)シンデレラコンクール、3)教材作成について、それぞれ説明していく。
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C)教材作成

C)教材作成
期間:通年
対象:教員
概要
より一層の音楽教育効果を高めるために、シンデレラプロジェクト内に「教材作成」の分野を立ち上げ実施していった。2005年4月にUNRWA全都市の小学校の為に「教科書初級編」を作った。まずその教科書をさらに有効に使う為の補助教材を作成し、その後「教科書中級編」を作成していく予定である。以下に紹介する教材を活用することで、音楽の授業が教育課程に確かなものとして位置づけられる一助となれば幸いである。今後の更なる発展と効果を期待するものである。

目的、及び教材作成の効果と期待
教科書の活用を徹底していくため、効果的に授業ができるように作成する。諸先輩方の作成されたUNRWA,JICA共同制作の音楽の教科書ができあがった。内容はこれまで児童や生徒が親しんできたアラビア音楽の曲に加え、西洋音楽における基礎的・基本的な音楽の知識を盛り込み、英語の歌や日本の歌も挿入されている。今まで地方に音楽教員がほとんど居なく、音楽を教授する為のノウハウのデータがUNRWAに残っていない。そのため日本人の視点であるが、どのように教科書を用いて教授するかを冊子として残した。使い方は随時使用者が考えて用いるものであり、これからも随時改訂していく必要もある。ティーチャーズトレーニング参加の教員が現場で楽器での演奏が困難でも進行できるよう、伴奏テープを作成した。教材における指導の工夫を紹介し、することで指導者自身も意欲的に指導できる。指導を補助する為のアイデアとソフトが手元にあることで、一人でも多くの教師が音楽の授業に関われるのではないかと考えている。


内容
1. 教科書の内容に準じた伴奏テープの作成
2. 音楽の授業における具体的な授業の進め方(教科書に準じて)
3. それに派生して考えられる学習の紹介
4. 教則ビデオの作成
5. 教科書中級編作成
* 1〜3 「教科書初級編」対応の補助教材 2006年3月完成
* 4    ダマスカス教員がピアノ奏法・和音作成を学ぶ為の教材
        2006年夏作成予定
*5     高学年対象の教科書「教科書中級編」 2006年夏作成
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1)活動方針・概要

1)活動方針・概要
 2005年4月6日にシリアに到着し5月末日までで、活動先(ホムス)、および全都市(ダマスカス・アレッポ・ハマ・ラタキア・ダラア)、UNRWA本部における音楽教育の現状をリサーチした。その中で、1)音楽教育が地方において教員数の絶対数が少ないため、教育がほとんど行われていない、2)音楽教育に対する意識がまだ低く、啓蒙活動を行うシステム・人材が無い、3)ダマスカスには音楽教員が存在するが、技術が乏しい、などが挙げられた。初代・2代目の隊員の活動の功績は大きく、全くの不毛の土地に1本の苗木を植えそれを少しずつ育てていた、と言ってよいだろう。音楽教育そのものの効果と実績をそれぞれの地域で認識させ、児童・学校への認識を0から高めて行くことが中心であったと推測する。私の活動の指針は、以前からの学校での児童を対象とした教育活動に加え、音楽教育活動をUNRWA組織全体で活発化させるためのプログラム作りを行うことと定めた。そして今までの、協力隊員・現地教員の貴重な実績を「継続」させるためのシステム作りが3代目の私の仕事であると理解し、その為の音楽教育普及・人材育成プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトでは上記の問題を元に、3つの問題解決策を打ち出すに至った。1)コンクール2)ティーチャーズトレーニング3)教材作成、である。
論ずる都合上、2005年4月6日から2006年3月下旬までの活動を記載し活動報告とし、プロジェクトでの活動を最終的にどのように教育現場に投影したか、という視点で記載した。
尚、そのプロジェクトの根幹である3つの柱についての解説は次項において説明する。
posted by かわちゃん at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 1)活動方針・(概要・内容編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2)活動・プロジェクト〜シンデレラプロジェクト〜

2)活動・プロジェクト〜シンデレラプロジェクト〜
 私たち協力隊の音楽隊員は、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)で働いている。その舞台であるパレスチナキャンプ、そして主な教育対象の児童に対してのプロジェクト「シンデレラプロジェクト〜子供たちの未来に魔法をかけよう〜」を2005年6月に立ち上げ、プロジェクト名・およびその活動イメージを以下のように位置づけた。

シンデレラプロジェクト〜子供たちの未来に魔法をかけよう〜
プロジェクト名の由来と内容・・・日常、パレスチナ難民とし、制限された生活を送っているUNRWAの子供たちに幸せが訪れる事を願い、我々JOCV(JICA)が情操教育、音楽教育により子供たちの人間性・教養を高める為、対外的なアプローチ及び教育者の育成を目的とする。プロジェクト名は世界的に有名な童話「シンデレラ」の主人公になぞらえ付けられた。以下童話「シンデレラ」の概要に当てはめた形で説明をする。
@ 子供たちとシンデレラ
このプロジェクト(*)においてはUNRWAの子供たちがシンデレラであり主人公である。シンデレラ同様、制限された環境や生活の中で、素晴らしい素質を持ちながらも今現在対外的にアプローチする場所や機会が無い。JOCVはこの度のプロジェクト・企画において、音楽・教育活動を対外的にアプローチする。大きな機会(企画その1・シンデレラコンクール〜子供たちの未来に魔法をかけよう〜)を作り、彼らに光を当てるチャンスを作りたいと考える。
A JOCV音楽隊員(JICA)について
物語「シンデレラ」では魔法使いが魔法をかけるが、このプロジェクトでは我々JOCV音楽隊員が音楽教育(通常授業以外の活動(コンクール等)を含む)という形で、UNRWAの子供たちにとって未知なる力を与え、それが魔法と例え得る、と理解したい。それは子供たちの未来への魔法でもあり、素晴らしい素質を持つ子供たちへの対外的アプローチを取る(企画その1・シンデレラコンクール)ことで、一層の教育的効果が期待できる。それにより、子供たちの意欲向上を促すだけでなく、UNRWAの音楽教育・学校教育に対して注目度が高めることも目的の一つである。
B UNWRA関係者について
「シンデレラ」においてやがて12時に魔法が解ける時が、UNRWAで言う自立のときであり、我々JOCVはそれを強く望んでいる。その自立を実現するために、教育者の育成(企画その2・ティーチャーズトレーニング〜UNWRA音楽教育の継続・発展を願って〜)を図り、永続的に音楽教育が継続して行われる様考察していく(企画その3・教材作成)。そしてそれぞれにあった未来、又は祖国パレスチナに帰りあるべき幸せを得たときこそ、それが彼らにとっての「ガラスの靴」であり、求めていた幸福であると理解する。

「シンデレラプロジェクト〜子供たちの未来に魔法をかけよう〜」には3つの柱があり、1)「シンデレラコンクール〜子供たちの未来に魔法をかけよう〜」、2)「ティーチャーズトレーニング〜〜UNWRA音楽教育の継続・発展を願って〜」、3)「教材作成」、となっている。これらは常に相互作用という形で教育効果を狙っており、以後継続する事を目標に進めていく。現地教員が音楽教育、教育効果を理解し、より良く発展させていく為の有効な手段と考えており、やがてUNRWAが独立する為の大事な基盤作りとも言える。常に現地教員との密接なコミュニケーションのもと、より良い関係を築きながら密度の高いプロセスを共に作り出せるよう、心がける次第である。

 このシンデレラプロジェクトは4代目・5代目、もしくは6代目までの活動を視野にいれたプロジェクトであるが、UNRWA関係者にそのノウハウが引き継ぐことをしてもらえるならば、現地人の手によってプロジェクト内容を継続してもらいたい。なぜならプロジェクトの目的の一つは「音楽教育の継続」、もう一つは「現地人(UNRWA組織)の自発的行為を助長」であるからである。
 以下内容にJOCV(青年海外協力隊)音楽隊員の氏名が記載される。プロジェクト運営を音楽隊員で行ない、全国のUNRWA音楽教育を向上させるために精力的に活動した事をここに付け加えておく。尚、このプロジェクト立ち上げ・企画、ホムスでの教員活動等、この書に記されている事柄は私の活動記録から論じられたものである。

3)活動スケジュール

3)活動スケジュール
 2005年4月から2006年3月までの1年間での、UNRWA学校ホムス地区での教員活動、及びプロジェクト活動での活動の根幹は以下の通りである。前半部(2005年4月〜2005年9月)の半年間は1)リサーチ、2)プロジェクト立ち上げ、3)プロジェクト開始(ティーチャーズトレーニング開始等)、の3点を中心に活動を行った。実際に学校活動に反映させるための土台作りと、UNRWA機関へのアプローチ、及び意識付けを目的とし、UNRWA職員と会議を重ねた。継続性を持たせるためのプロジェクト・プランであることを末端の関係者までに理解させるために、芸術担当のスーパーバイザーに趣旨を理解させ共に行動を行う。今後UNRWAが自立するために、彼に出来るだけ技術・アイデアを教授した。後半部(2005年10月〜2006年3月)の半年間は学校教育現場での教員活動と、プロジェクトでの活動を行った。実際に2つの活動を相互関係を持たせながら同時に運営し、音楽教育を継続・普及させる為の活動を行った。
 学校での勤務スケジュールは、日曜日:3年生女子校3クラス、3年生共学校2クラス、月曜日:5年生男子校4クラス、火曜日:3年生男子校3クラス、水曜日:5年生女子校4クラス、となっている。尚、各学校においての勤務活動、及び活動報告・結果については以下の項を参考にされたい。
学校での教員活動はプロジェクト内活動を反映し、投影先になっている。その為後述する活動については、プロジェクト活動→学校活動の順に論ずる事にする。
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A)ティーチャーズトレーニング

A)ティーチャーズトレーニング
期間:2005年8月〜2006年3月
(第1回ティーチャーズトレーニング(2回目以降は終了後継続予定))
対象:8月 ダマスカス音楽専科教員
    9月〜2月 地方教員
    3月 全地区教員

概要
現在地方(ホムス、ハマ、アレッポ、ラタキア、ダラア)において、音楽教育が満足に行われていない。なぜなら音楽専科教員在籍数がホムス1名、ハマ0名、アレッポ0名、ラタキア0名、ダラア3名となっており、絶対的に不足しているからである。プロジェクトのテーマは「継続」と「自立」であるので、その目的を達成し得るようプランを立てた。
音楽教員の補充が早急に求められる地方都市、教員はある程度満たさせているが更なるレベルの引き上げが絶対とされる首都ダマスカス、と、ティーチャーズトレーニングの中に2つのプランが組み込まれている。そしてJOCVからUNRWAへとイニシアチブを移行する際に必要な、人脈形成やダマスカス教員側の教員養成の為の技術取得も大きな目的・目標と言える。地方都市では低学年域を担当する教員を中心に行ない、楽典、歌唱指導等、音楽指導をする上での基礎的な知識を教授したい。いずれは各地方に音楽教員が標準的に配置され、情操教育が一般化されるよう努めていく。ダマスカスには音楽専科の教員が十数名程存在するが2年間の音楽教育しか受けていない為、技術面(器楽・声楽)の教授が不十分である。音楽の授業を今以上に充実させるためにも、これらの教員に対しては器楽を中心とした技術移転を目的に取り組んでいきたい。2006年3月現在、UNRWA教育長バドラン氏から、2006年9月からの新年度から地方に音楽教育を標準配備するという発表があった。また、音楽室の建設など、プロジェクトの1タームが終了した時点で、UNRWA側の意識と行動の変化が見られるようになった。



内容等
1)ダマスカス編
 教員訓練の内容は、ダマスカスの教員については専門学校を卒業しており、ある程度の専門性が期待されるので、基礎的な内容を理解している上での技術習得を中心とした訓練を進めていく。また、9月からの地方都市の巡回時に一指導員としサポートをしてもらう。
 ダマスカスにはおよそ40名の音楽教員がダマスカス地区の学校に勤務している。しかしダマスカスのパレスチナキャンプはかなり広大で、絶対数は生徒数に対し足りていないのが現状である。2006年8月に行われた第1回目ティーチャーズトレーニング(ダマスカス編)は5日間の中、リコーダー編、演奏編と2部に分け行った。教員は現場に入ると再び学習を行う環境が無く、終了後再びトレーニングを行ってほしいという要望が相次いだ。特にピアノ演奏(左手を含む)、及び伴奏付けに対し学習を続けたいという参加者の声が多数あり、今後継続的に学習が進められる様、教則教材・ビデオを作るなど、対策を練る必要性がある。


2)地方教員編
ダマスカス、ホムス、ハマ、ダラア、アレッポ、ラタキア各地方都市の低学年域を担当する教員を各学校から2名或いは3名を選出し、月に1回(2日間)、計7回のカリキュラムで各地方を巡回していった。ホムス、ハマ、ダラア、アレッポ、ラタキアにおいては、教員の基礎育成を指針に進めていきたい。低学年の教員を選出する理由として、1)低学年の教授内容が長期の訓練を必要としない、2)などがある。 シンデレラコンクールとの相互企画として、3月のコンクールの際に教員での合同発表を行った。教員のモチベーション向上と、技術向上が狙いであり、積極的に参加させる事によりコンクールや発表の場の教育的効果の理解を深めさせる為である。
 今後コンクールの運営にも育成後の音楽教員を参加させ、音楽教育内での活性化を図りたい。その為技術指導だけでは無く、日本の音楽教育の指導方法を参考にした指導書作成、指導方法、評価方法なども、今後の活動内容として視野に入れていった。

B)シンデレラコンクール

B)シンデレラコンクール
期間:2006年3月10日
対象:小学校5年生男女 ティーチャーズトレーニング対象教員
1)概要
UNRWAにおいて音楽隊員は各地方、2代目及び3代目を迎えている。諸先輩隊員の音楽教育に対する熱意とその継続性により、UNRWAにおいて現在音楽教育は情操教育の一手段として認識されるまでに至り、また各現場からその継続的教育効果をさらに期待されるまでになっている。これからさらに教育機関、管理者、教員の意識の向上と、学童、児童に対しての教育効果を上げていく為に、UNRWA初の「全国音楽コンクール」を設けることを提案し、以下に述べることとする。

目的、及びコンクール形式の効果と期待
1)UNRWA学校教育へ向けてのアプローチ
UNRWAの今現在の現状として、まだ現地教員の数は極めて少なく、UNRWAの全地区の全学校で音楽の授業が行われている訳では無い。コンクールを行う事により児童の技術・意識向上を望むのはもとより、シリアあるいはUNRWA全教育関係者に対しての「教育成果のアプローチ」としても位置づけたい。児童は学外で大きな発表の場を設ける事で、さらなる関心や興味を抱くと予想でき得る。今まで緒先輩隊員が行ってきた地道な草の根活動を、より広くより深く根付かせ認識させる為に、以後普遍的手段として効果的であると思われる「コンクール形式」を選択し行う事を望む。そしてJICAからの新しい教育的アプローチとして、UNRWA教育関係者ひいてはシリア全教育関係者、シリア国民に提示したい。
2)教員および教育管理者に対しての呼びかけ
コンクールという形式は発表会とは異なり順位が付く事が一般的である。各都市(ダマスカス、ホムス、ハマ、ラタキア等)での代表チームで競う訳であるが、あくまでも情操教育の一環であるので、音楽表現ありきであるという認識を持たせるよう意識したい。各学校での教育段階で音楽隊員及び現地音楽教員だけで進めていくのではなく、学校全体での関心・バックアップを求めたい。プロジェクト企画その2・ティーチャーズトレーニングとの相互企画として、コンクールのプログラムの1部に教員の合同発表の場を設ける。教員のモチベーション向上と、技術向上が狙いであり、積極的に参加させる事によりコンクールや発表の場の教育的効果の理解を深めさせたい。今後出来るだけ多くの教育関係者にアプローチ(注1)をし続ける事が大きな関心を持たせ、UNRWA学校教育のレベルアップに繋げる為の第一歩に成り得ると考える。
(注1)現教育者に有効な教育手段の1方法として認識させたい。今後継続して行い、児童と教員との相互的教育効果をねらう。
3)児童に対しての効果
出場資格(後述)として5年生の男女である事を第一としたい。音楽的、身体的、語学的能力の差を出来るだけ無くし、出来るだけ公平な条件である為である。そして継続的効果として1〜4年生までが5年生でのコンクール出場を目標にし、これから永続的に目標に向かい学習・活動を続ける事が出来る。常にレベルの底上げを図るための有効的手段だと考え得る。外の世界を意識する事により、児童のコンテストを通して音楽に関する興味・関心は一層深いものになるであろう。より良い音楽を観客に聴かせるという発表会には無い、新しく鋭い感覚を身に付けさせたい。
4)音楽教育を全国区にする為の1手段
シリア全土においての音楽教育の認識は、まだまだ低いと思われる。人間を育てる情操教育で、大変効果のある教育手段である事を広く認識させたい。これを期に多くの方々に関心を持ってもらう事を望み、音楽人口のみならず、音楽教育者人口の拡大につながる事を期待し、企画運営を進めていきたい。
効果と期待(要約)
音楽教育の重要性と理解を促す
児童の心の育成(向上心と積極性)
全国的に関心による自発的な教育的拡散
自主的な音楽教育の導入と、教員の育成
UNRWA教育機関の自立と発展を願って
いずれはUNRWAがアラブ諸国において模範的立場になる為の一投石














2)運営結果概要
1.名称・・・
日本語名:第1回シンデレラコンクール〜子供たちの未来に魔法をかけよう〜
英語名:CINDERELLA CONTEST
アラビア語名:مسابقة سندريلا المسيقية

2.開催期日・・・2006年3月10日

3.会場・・ケンディーサーラ(ホムス)

4.主催・・JICA

5.後援その他・・・UNRWA、その他未定

6.コンクールの構成・・・
9時・・・PA,撮影隊会場入り(ケンディーサーラ(ホムス)
12時・・・児童、及びJOCV会場入り
      15時00分・・・開場

14時・・・本番開始
第1部・・・シリア、パレスチナ、日本の国歌を全員で斉唱(5分(一番のみ))
第2部・・・ティーチャーズトレーニング参加教員発表 (10分)
第3部・・・各校発表 6校(10分×6=60分)

休憩 (15分)

第4部・・・全員合唱  a)ウエーンアラームアッラー b)さくら  (10分)
第5部・・・審査発表 (20分)
      終了
18時・・・終了


7.運営委員・・・
リーダー:16-3 川田則之(ホムス)・・・総括・連絡担当
17-1 楮谷紀子(ダラア)・・・経理・機材申請担当
16-2 西本佳代子(ハマ)・・・広報(TT、ポスター等も含む)担当
17-1 赤星光江(アレッポ)・・・渉外担当(印刷物・パンフレット作成等)
17-1 小木曽尚子(ラタキア)・・・会場設営(席決め等)担当
17-2 吉見智子(アレッポ)・・・演奏(課題曲)・審査担当
舞台配置 進行 その他 詳細は随時決定

8.審査委員・・・
UNRWAバドラン教育長、JICA長沢所長、JOCV代表米津隊員

9.出場資格・・・
5年生の男女混合チーム・20〜25人
男女率を出来るだけ50:50にするようにした。

10.出場方法・・・
12月(仮)に行われる学内選抜試験で選ばれた児童が学校代表となる。
学校代表の選抜方法は各教員に任せた。

11.曲目・・・
各学校にとき入れ替えを含めて10分とした。
課題曲(1曲)・・・マウタニー(1番のみ)
* 旋律のみの歌唱。ピアノ伴奏が付く。
* 指揮者はJOCV或いは現地教員が行うようにした。
* ピアノ伴奏は吉見智子(音楽隊員)が演奏し、公平性を保つ為、6つの学校全てにおいて行った。
自由曲(1曲)・・・自由
アンサンブル形態(合唱・器楽)は各地区に任せた。
入れ替えがあるので、大編成の器楽形態は控えた。

12.賞・・・
各審査項目ごとの賞を設けた。6校出場の場合、各校それぞれに賞がいきわたるようにした。
*初回は競争するイメージを持たせず、自身と周囲の実力を認識する程度に留めておきたい。2回目以降状況を見合わせつつ、賞の設定方法を考察する。

13.審査発表
当日演目終了後、審査時間を設け発表した。
審査委員長により各賞の発表をした。

14.審査
a)審査内容
1)音楽表現能力
2)技術能力
3)パフォーマンス
4)態度
5)アイデア
6)協調性
以上6項目のうち特に秀でた能力を審査した。
上記の項目は、これからのUNRWA音楽教育に必要と思われる事柄である。
    6校すべてに賞がいきわたる様配慮した。
音楽表現能力・・・good music expression賞   ダマスカス学校
技術能力・・・good technique賞           アレッポ学校
パフォーマンス・・・good performance賞      ハマ学校
態度・・・good manner賞                ダラア学校
アイデア・・・good idea賞                ホムス学校
協調性・・・good teamwork賞             ラタキア学校

b)審査方法
審査員3人でのディスカッション形式とした。
各賞がどの賞に相応しいかを検討し決定した。

15.経費(運営費、出場者の旅費等)
第1回目に関してはJICAが大会運営費、旅費全て負担する。運営方法、運営手段、運営効果全てに関してJICA側が提示をする為。
第2回目以降はUNWRAとの協議により決定した。

16.その他
A) 本コンテストで行われる演奏についての、作品、録音、放送、等に関する諸権利は、主催者に帰属した。
B) 引率は音楽隊員と、現地教員で行う事を基本とした
C) 食事はJICAからは提供しない。校長づてで、親から子供に持たせた。
D) バスに関してはJICAが提供した。各都市に2台ずつにする。約50人乗れるので、
生徒1人に付き親1人の割りで可能である。観客としてくる人数をあらかじめ把握しておく事を注意した。
 
3)実施結果
 コンクール終了後、全国的に音楽教育に対する注目度が高まり、各地で反響が高かった。ホムス地区ではこのコンクールに出場することを目標に、意識向上を促してきた。10月の授業開始後、5年生男女それぞれの学校で12月に選抜テストを行う事を伝え、授業に対する姿勢をよりよりものにし得るように指導した。第7項「教員活動・教育普及人材育成プロジェクトの成果と結論」に於いて、コンクール実施効果を検証する。

参考資料
コンクール実施後に記載した原稿を、実施結果としてなり得るため掲載することにする。


JICAシリア事務所発行「アハバールカシオン」原稿より
 2006年3月10日当日。およそ9ヶ月の準備を経て、「第1回シンデレラコンクール〜子供たちの未来に魔法をかけよう〜」が、いよいよ開かれようとしている。ここではシリア国内の6つのUNRWA学校(ダマスカス・ホムス・ハマ・アレッポ・ラタキア・ダラア)によるコンクール、及び昨年の9月から継続し行われている「ティーチャーズトレーニング地方編」の受講者による発表、などが行われる。全てが少しずつの積み重ね。ホムスでの通常授業、クラブ活動、プロジェクト会議、そしてティーチャーズトレーニングでの地方巡業。これらの事を計画を元に、音楽教育の為にと今まで続けてきた。このコンクールは私個人の活動の目安にもなり、今後の為の貴重な財産となる。当日の今日。何が起きるか解らないが、「予測」を大事にしながら行動していこうと思った。
 私はコンクールリーダーとしてスタッフとして名乗り出てくれた多くのJOCVの皆様と共に、会場で準備にあたっていた。しばらくしたらホムスの学校にいるスーパーバイザーのイブラヒム氏から電話があった。「子供たちを会場に向かわせたい。」と。6つ全ての地域の子供たちは、トイレ休憩、練習、着替えの為にホムスの学校に集まっているのだ。そして連絡があったのは10時30分。予定の12時よりも早く会場に着きそうだ。私が1番危惧していたのは「時間」。日ごろでもそうだが、アラブ人は時間を守らない。そして準備と確認をしない。その結果何度も同じミスを繰り返す訳だが・・・。でも今日はどうやら違うのか。彼の言葉尻から緊張感が漂っていた。
 11時過ぎだっただろうか。予定よりも早く生徒が会場入りをし始めた。会場にコンクール前の微妙な緊張感が漂う。そしてそれぞれの地域ごとに指定された席に着く。各学校の衣装が学校教員の想いも加わってか、なんとも可愛らしい。ホムスも会場入りした。ベレー帽と先生方が作ったリボン、ステッチに一工夫あるYシャツ、そしてここシリアではよそ行きらしいジーンズを履いている。生徒の表情は明るい。さすが笑いの街(?)の人間「ホムスィー」なだけに怖いもの知らずなのだろうか。各学校のリハーサルを見て思ったことがある。隊員も生徒もいい表情をしているという事だ。私たち音楽隊員が頑張れるのも子供が大好きだからであり、そんなふとしたやり取りを見ているとなんとも微笑ましく思える。そして見守る会場内のスタッフも豊かな表情をしていたのが印象的だった。思いのほか緊張しているのがTT参加の先生方だ。朝ホムスの学校で先生方の対応に当たっていた音楽隊員から「TT参加の先生が出たくない」との連絡があった。どうやら本番を前にして怖気づいたのか、人に心配をかけてる上になんとも情けない事を言ったものだ。でもそのはず、2月にTTが終了して以来やや時間が空いているのだ。それが原因なら答えは簡単。練習すればいいのだ。そしてリハーサル。気がつけば軽快なピアノ伴奏と共に、堂々と歌っていた。
 3時半会場予定だったが遠方から来る客も早めに着くとの事で、会場を3時に変更した。ぞくぞくと会場に客が入ってくる。各学校それぞれ座席で練習し始める。徐々に会場内に緊張が高まるのを感じていた。子供たちはどういう心境なのだろうか。緊張で手足が震えているのではないか。ちなみにホムスイーの子供たちは会場前、人の髪の毛を触って「どこのシャンプー使ってるの?」なんていう余裕のある質問をしてきていた。そんな明るく自然に楽しめるこの空間が、自分は大好きでたまらない。子供と接していてもっとこの時が続けばいいのに、日本に帰りたくないな、と思うときがよくある。
 いよいよ本番だ。元々2階席は使わない予定だったが、1階席満員のため急遽使うことになった。客席からはこれからへの期待する空気がとても伝わってくる。時間も予定より15分ほど早く始める事が出来た。司会は中学生女生徒2名。アラビア語・英語を分担し先生の指導の元、練習を積んできたようだ。全体合唱は3曲の国歌。インターナショナルな意味合いと、3国の「協調」によるコンクールである為である。そう、この「シンデレラコンクール」は「競争」ではなく「協調」なのだ。1位はいらない。なぜなら全員に音楽を楽しんでほしいから。この貴重な瞬間を子供の頃の明るい思い出として取っておいて欲しいから。
 ダラア、ラタキアの順に生徒の発表は進んでいく。各学校とも素晴らしい演奏と音楽を表現していた。とてもドキドキしてきた。いよいよホムスの番になり腹をくくらなければならなくなった。通路に並ばせ舞台へと進んで行き、1歩1歩、生徒は私の後を付いて行く。生徒はいつもの子供たち。ああ、緊張する。思えば10月から選抜の為の準備を学校でしてきた。メンバーを決めたときも他の生徒はみんな応援するって言っていた。少しずつかもしれないが、みんなの気持ちがここにあるのだ。最初の歌はマウタニー。パレスチナ人なら誰でも知っているメジャーな曲だ。指揮者として構える。生徒にはいつもこう言っている。「やさしく歌いましょう!」。なぜなら喉を無駄に力を入れない習慣をつけておくとのちのち音をコントロールしやすくなるからだ。怒鳴りがちになってしまう子供の声。音楽を音楽的に行う為の第1歩の努力だ。音程もしっかり取れているしいい感じだ。子供の表情にも少しゆとりが出たのだろうか。そして自由曲3曲。今回はオリジナル曲で挑戦することにした。それはまずこの子供たちに適したソルフェージュ曲が少なく作る必要があったのと、聴いている関係者にソルフェージュの必要性を訴える為でもあった。そして「ハーモニー」の重要性。まだまだ先だがUNRWA音楽教育の水準を世界レベルにする為には、そのハーモニーの概念は大変重要である。今まで音楽が軽視されていた為、当然2声や3声の音楽教材など存在しない。アラビア音楽を演奏するのは簡単だし客受けもいいだろう。だがそれではいつまで経ってこの国の音楽教育が発展しないのだ。その自由曲の歌詞はTT参加の先生が書き、曲は自分が子供たちに力量に合わせて作った。生徒たちの表情を舞台から見ていてこう思った。以外と自然体で歌えてるな、と。授業教材としても使っている為、週3回これらの曲を歌っていることになる。音程も問題ないし、目指していたところには到達していた。たくさんの客の拍手を聞いたときどう思ったのだろうか。嬉しかったに違いない。ホムスだけでなく全ての学校の子供たちの表情は、来客の方々が作ったと言っても過言ではない。演奏者と視聴者との人間的なやり取りがそこにある訳だ。心と心のキャッチボール。音楽は人間の魂を育てるのだ。
 コンクールのハイライトとも言える表彰の場面。各校に盾と賞状が授与させる。そのときの子供たちの歓喜の表情といったら大変なものだった。みんなで作り上げるということ。それがどれだけ尊くて素晴らしいものか。ここまで素晴らしいステージになったのはいろいろな人達の協力や想いがあってこそ、というのも片隅において欲しいと思った。
コンクールが終わり先ほどの興奮をやや残したまま、子供たち、父兄や先生方、たくさんの来客者は出口へと向かっていく。帰り際子供たちが手を振る姿を見て、「あ、終わったんだ。」と感じた。子供たちは最後まで笑顔だった。みんな笑顔だった。 
第1回シンデレラコンクール。子供達の豊かで喜びに満ちた表情は、このコンクールを象徴すると言ってもいいだろう。シンデレラの夢。魔法使いの夢。かれらの素敵な夢が現実となった記念すべき日。すこし淋しい気がするが、また来年も新しい子供達と、新しい笑顔、新しい夢に出会えることが楽しみに、日々の活動を積み重ねていきたいと思った。

*尚、コンクール終了後2時間に及ぶコンクールの模様を収録した映像素材を、編集し教育的資料として作成した。添付資料CDを参照のこと。
posted by かわちゃん at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) |   B)シンデレラコンクール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

A)学校現場活動 5学年

a)5学年男子4クラス 
授業開始日:2005年10月3日
生徒数:45人×4クラス=約220人
授業内容等:
 中心に行ったテーマは次の3項目、1)楽典、2)ソルフェージュ、3)歌唱である。これらをある程度バランスよく配置させる事により、1年の中で基礎的な学習が出来る様にした。その中でもソルフェージュ教育に力を入れ、ドからソまでの歌唱、全・二分・四分・八部音符及び休符の理解とリズム学習を中心に授業を進めた。
 12月に入ってからコンクールの為の選抜テストを行った。1回目・筆記試験、2回目・歌唱のテスト1、3回目・歌唱のテスト2、と3回に分けて行う。
生徒の授業への取り組み:
 音楽には大変興味があるが、現地教員がいないと授業が成り立たないケースがある。他教科の授業を見学した際、教員は容赦なく生徒に体罰を与える。男子に於いてはもともと集中力が無い為、歌唱のみで授業を成立させるよりも、理論から入るのがよいと思われる。なぜなら覚える事に対しての教育意識は非常に高い為、体を使うだけよりも頭を使わせる教育のほうが向いていると思われる。シンデレラプロジェクト内の1企画として「シンデレラコンクール」があるが、これは通常授業をさらに活性化させる為の重要な目標設定である。常にコンクール出場を意識し学習させ、意識と技術向上において効果があるよう、教授側は努めなければならない。最初の授業時に、テスト、態度、ノートの3要素で判断すると、授業全体の引き締めになるよう公言した。時折その呼びかけをしていた為か、顕著に実力を伸ばす生徒も現れた。優秀な生徒は全ての科目において優秀である事は、音楽においてもほぼ同様であると感じる。
児童の経験者数:2年前にクラブ活動に参加していた児童が数名在籍している。
学校側のサポート:音楽専門外の教員が1名毎授業に付く。生徒の授業中の管理が目的である。





b)5学年女子4クラス 
授業開始日:2005年10月5日
生徒数:45人×4クラス=約220人
授業内容等:
 
中心に行ったテーマは5年生男子と多少異なり、次の5つの項目、1)楽典、2)ソルフェージュ、3)歌唱、4)器楽、である。日本人の児童と比べた場合、それほど器用さを持ち合わせていない為、器楽は多少困難である。特に縦笛は難しく、楽器の数が全員にいきわたらない事もあり、演奏に移る前の奏法について多くの時間を使った。 12月に入ってからコンクールの為の選抜テストを行った。1回目・筆記試験、2回目・歌唱テスト1、3回目・歌唱テスト2と、5年生男子同様に行った。女子のクラスはサポートの先生が付かない。時折ざわつくときがあるが、その時は生徒が校長に随時報告している。日本の生徒のように常に歌いこんでいるわけではないので、10月当初音域も狭く音程も定かではなかった。しかし音楽に対する強い興味と意欲で飛躍的に実力が伸びた。尚、第7項教員活動・教育普及人材育成プロジェクトの成果の一例と結論((1)児童への教育効果)にて、現場授業と目標設定(コンクール)との関係を述べる。そこで詳しく分析論述する。

 女子クラスは基本的に話を聞く態度がある程度出来ている。新しいことに興味をとても持つので、アクセントとして打楽器やピアニカなどを使用するのは効果的であった。音楽の実力については歌唱も筆記も大分切迫しているように感じる。コンクールの選抜は大変難しかったが実力をあげる効果はあったのではないかと思う。
最初の授業時に、テスト、態度、ノートの3要素で判断すると、授業全体の引き締めになるよう公言した。時折その呼びかけをしていた為か、顕著に実力を伸ばす生徒も現れた。優秀な生徒は全ての科目において優秀である事は、音楽においてもほぼ同様であると感じる。

児童の経験者数:
2年前にクラブ活動に参加していた児童が数名在籍している。
学校側のサポート体制:
授業にはサポートする先生はいない。時折何かあったら言って下さいと助言する先生はいる。
時折6年生が数名サポートに授業に入る。

B)現場活動状況 3学年

c)3年生男子3クラス
授業開始日:2005年10月4日
生徒数:45人×4クラス=約220人
ティーチャーズトレーニング参加者:イブティサム先生(女性:推定50歳)

授業内容等:
 ソルフェージュ・歌唱・楽典を中心に進めていった。教科書初級編を使用し、児童への教授とティーチャーズトレーニング参加の教員(イブティサム先生)共に理解が出来るように配慮した。男子児童ということもあり集中力は欠け、授業を進めることが困難であることもしばしばであった。40分の時間の中でどのように精神をコントロールしながら学ばせるか、という事も教員と共に考える必要があった。
 教員は常に私との授業を共にする。そこでトレーニングで学んだ事柄を再度確認し、実際に自身が児童に教授する際にどういったイメージで行うかを考える必要がある。ピアニカによる演奏は困難なようだが、楽典、リズムを教えることはとても上手に行っていた。教員歴が長い為か児童をコ

音楽経験者数:全ての児童が未経験である。 




d)3学年共学2クラス
授業開始日:2005年10月2日
生徒数:45人×4クラス=約220人
ティーチャーズトレーニング参加者:マリアム先生(女性:推定45歳)

授業内容等:
 ソルフェージュ・歌唱・楽典を中心に進めていった。教科書初級編を使用し、児童への教授とティーチャーズトレーニング参加の教員(マリアム先生)共に理解が出来るように配慮した。男子児童と女子児童が半分のクラスであるが、女子児童は男子児童に影響されてかいくらか騒がしいように感じた。音楽の授業において子供をいかにコントロールするかということを、教員はこれから考えなくてはならないと感じた。歌唱の際、常に教員は児童と歌う必要があるなど、随時ポイントを説明していった。
音楽経験者数:全ての児童が未経験である。 


e)3学年女子3クラス 
授業開始日:2005年10月4日
生徒数:45人×4クラス=約220人
授業内容等:
ティーチャーズトレーニング参加者:サハル先生(女性:推定45歳)
 ソルフェージュ・歌唱・楽典を中心に進めていった。教科書初級編を使用し、児童への教授とティーチャーズトレーニング参加の教員(サハル先生)共に理解が出来るように配慮した。女子クラスは5年生女子クラス同様、大変飲み込みが早い。音楽がとても好きなゆえに進行も早く、他3学年クラスと比べ結果多少密度も濃くなった。
 このクラスについての詳細は、第7項・教員活動・教育普及人材育成プロジェクトの成果の一例と結論((2)ティーチャーズトレーニング対象者への効果)の項で詳しく述べる事とする。

A)活動状況一覧 男子校5学年

A)活動状況一覧(男子校5学年4クラス分)
2005・10・3〜2006・3・22 毎週月曜日

2005 
10・3
回数:1
日食の為授業は無し


10・10
回数:2

クラス:A
テーマ:音階 Tinkle Tinkle Little Star コンクールの話
内容:音階を手を使い認識させる練習ドレミファソラシドレミファまでの認識をさせる事が出来た。全体・グループ・個人に分けて行う。集中力が無いために進行する事が困難に感じる。現地教員の協力が必要と思われる。音楽レベルは低く、音階を正しく歌える生徒は居ない。前任者が教えていたようだが、音楽的には厳しいものを感じた。音取りを行い、階名での歌唱を行う。怒鳴り声の様で、音楽的とは言いがたい。授業の意識・技術レベルの向上の為に2006年3月に全国音楽コンクールを行う。1)授業態度 2)テスト 3)ノートの3要素で代表選手を決めると公言した。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
内容:他教科のテストが突然入ってしまい授業が無くなる。

クラス:D
テーマ:音階コンクールの話
内容:クラスA・Bとほぼ同様(TinkleTinkleLittleStarは授業で扱っていない) 


10・17
回数:3

クラス:A
テーマ:復習 音階 TinkleTinkleLittleStar
内容:前回の復習をテーマに沿って行った後、新しい要素と取り入れ進行した。手を使う音階の練習を再度行い、認識を深めた。前回同様階名での歌唱を行う。大きい声では歌えるがまだ音楽的な声には遠い為、やさしく歌うという単語を多用し、生徒の興奮を抑えた。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様*前回授業は無かったが、他クラス同様の内容を行った。コンクールについての説明も終わり、全クラスにおいて3月までの到達目標は設定が終了した。

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


10・24
回数:4
クラス:A
テーマ:復習 音階歌唱時の注意点 TinkleTinkleLittleStar
内容:前回の復習をテーマに沿って行った後、新しい要素と取り入れ進行した。音程のとり方に留意しながら進行した。咽に優しい歌い方という言い方で、ソフトな声質を得られるよう指導した。時折小さな音(P・・・ピアノ)で歌わせることで、大きい声以外にも表現方法があることを認識させる。歌詞付けを行う。5年生は英語の歌詞は歌えると現地の先生方からアドバイスをもらう。1単語ごとの繰り返しで少しずつ学習した。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様*JICAシリア事務所所長が開始15分ほど視察に来る。子供は大変緊張していたようだった。

クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


10・31
回数:5

クラス:A
テーマ:TinkleTinkleLittleStar
内容:英語での歌詞付けを前回に引き続き行う。アラブ人が苦手な発音もあるので、繰り返し練習する。1小節単位、2小節単位、4小節単位で練習。

クラス:B
内容:急に英語のテストが入った為授業がなくなる。

クラス:C
内容:急に英語のテストが入った為授業がなくなる。

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・7
回数:6

クラス:A
内容:コンクールの会場探しの為授業は休み。

クラス:B
内容:コンクールの会場探しの為授業は休み。

クラス:C
テーマ:TinkleTinkleLittleStar さくら
内容:歌詞と歌唱の練習を行う。大分音程も取れるようになって来た為、生徒の表情にも余裕が見て取れるようになってきた。同じ曲が続き飽きてきたのもあり、「さくら」を導入した。この曲は非常に綺麗と感じるらしく感触が良かった。

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・14
回数:7

クラス:A
テーマ:TinkleTinkleLittleStar さくら
内容:大分歌えるようになり、教科書を閉じて歌わせるなど、出来るだけリラックスさせるよう心がけた。口を大きく開けること、音程を正しく取る事、姿勢を正しくする事を徹底させた。日本語の歌詞なので、歌詞を黒板に書いてノートに書かせた。生徒は音楽に対に大変好奇心を持っているので、他言語でも積極的に学習した。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



11・21
回数:8

クラス:A
テーマ:TinkleTinkleLittleStar さくら ヤービーラーディー ピアノ
内容:1楽曲として完成させた。生徒全員が歌詞とメロディーを覚え、しっかりと歌えるようになった。覚えが早く、日本語化しにも関わらずほとんど歌えるようになった。細かいニュアンスや音程が気になるので、今後はそれらに注意していきたい。過去に習った事のある楽曲だが、ソルフェージュの練習の使い為に取り上げる事にした。指使いの練習を行う右手のみの練習で、ミとファで親指がまたぐ事を覚えさせた。

クラス:B

クラス:C
内容:女子ソフトボールの練習の為休み。

クラス:D
テーマ:クラスA・Bと同様
内容:クラスA・Bと同様


11・28
回数:9

クラス:A
テーマ:ピアノ
内容:指使いの練習を行う。右手の音階を中心に進める。男子はメカニカルなものに興味を示す為、思いのほか進行がスムーズに出来た。各個人にピアニカを渡す事が出来ない為、教科書のピアノのページに指を置かせ練習させた。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

12・5
回数:10

クラス:A
テーマ:選抜テスト TinkleTinkleLittleStar さくら ヤービーラーディー
内容:コンクールの為の筆記試験を行った。リズムの音取り、左手を使った音階の問題、ピアノの指使い、ヤービーラーディーの歌詞の書き取りを、設問として記載した。20分ほどで終了した為、翌週が歌唱のテストの為、残りを歌唱の練習に費やした。歌詞を見ないで歌唱をさせた。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
内容:女子ソフトボールの練習の為休み。

クラス:D
テーマ:クラスA・Bと同様
内容:クラスA・Bと同様


12・12
回数:11

クラス:A
テーマ:選抜テスト2
内容:歌唱の試験を行う。ヤービーラーディーの1番の前半部のみの歌唱であった。男子はかなり個人差があり、授業中集中して聞いている生徒は比例して結果が出ていた。コンクール出場者はほぼ絞り込む事が出来た。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

12・19
回数:12

クラス:A
テーマ:選抜テスト3
内容:歌唱の試験を行う。ドレミの音階の歌唱で、正しく音程が取れているかどうかの確認を行った。大変声が綺麗な生徒もいて、コンクールへのイメージも出来てきた。選抜者:5名

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様選抜者:3名

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様選抜者:3名

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様選抜者:2名


2005 12・26 〜 2006 1・22
冬休みの為休み


2006 1・23
回数:13

クラス:A
内容:授業開始時間の変更があり授業は無し。

クラス:B
テーマ:音符の説明
内容:四分音符・二部音符・全音符・八分音符の説明と休符の説明をした。今年から男子は集中力を持続させる為に、説明を多くする。一緒に付いている先生に協力を求め、今後学習がスムーズに行くよう気をつけなければならない。
クラス:C
内容:女子ソフトボールの練習の為休み。

クラス:D
テーマ:クラスBと同様
内容:クラスBと同様


1・30
回数:14
クラス:A
テーマ:歌唱の試験
内容:コンクールの為の選抜試験(歌唱)を行った。女子の場合全体的に均衡している為選抜しづらいように感じた。全体的にラ以上の音程が下がる傾向にあるようだ。これはまだ音楽教育が浅い事を露呈しているかのように思える。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様。筆記はこのクラスが1番出来ていた。

クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・6
回数:15
クラス:A
テーマ:歌唱の試験
内容:コンクール用の楽曲を導入する。まだ歌詞がない為解明のみの歌唱。みんなノートを持ってきているので、音符と解明を書かせる。最後の15分はソフトボールの練習の為、その間は他の先生が教室に来た。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・13
回数:16
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲@
内容:コンクール用の楽曲を導入する。まだ歌詞がない為解明のみの歌唱。みんなノートを持ってきているので、音符と解明を書かせる。最後の15分はソフトボールの練習の為、その間は他の先生が教室に来た。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様*試験的にハーモニーを導入。コンクール出場メンバーに歌わせたところ、正しく音程が取れハーモニーを作る事が出来た。ハーモニーの概念がない為、説明し伝えるのに時間が要ったが、出来る事が解った。


2・20
回数:17
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲A
内容:コンクール用の楽曲を導入する。まだ歌詞がない為解明のみの歌唱。みんなノートを持ってきているので、音符と解明を書かせる。最後の15分はソフトボールの練習の為、その間は他の先生が教室に来た。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・27
回数:18
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲B
内容:コンクール用の楽曲を導入する。まだ歌詞がない為解明のみの歌唱。みんなノートを持ってきているので、音符と解明を書かせる。最後の15分はソフトボールの練習の為、その間は他の先生が教室に来た。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・6
回数:19
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲C
内容:コンクール用の楽曲を導入する。まだ歌詞がない為解明のみの歌唱。みんなノートを持ってきているので、音符と解明を書かせる。最後の15分はソフトボールの練習の為、その間は他の先生が教室に来た。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・13
回数:20
コンクール準備の為休み


3・20
回数:21
クラス:A
テーマ:コンクール用の楽曲D
内容:コンクール用の楽曲を導入する。まだ歌詞がない為解明のみの歌唱。みんなノートを持ってきているので、音符と解明を書かせる。最後の15分はソフトボールの練習の為、その間は他の先生が教室に来た。

クラス:B
クラス:C
クラス:D
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

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C)活動状況一覧 男子3学年

C)活動状況一覧(男子3学年3クラス分)
2005・10・4〜2006・3・22 毎週火曜日


2005
10・4
回数:1
クラス:A
テーマ:音階 マウタニー
内容:音階を手を使い認識させる練習ドレミファソラシドレミファまでの認識をさせる事が出来た。全体・グループ・個人に分けて行う。この学年は音楽を学習した経験が無く、歌唱時の音程や態度等が全く身についていないことを感じる。音楽に対する興味は感じるがそれを実際の学習に生かせるようにしていきたい。尚、9月から低学年(3年生)対象のティーチャーズトレーニングを開始した。この学校ではイブティサム先生が対象者であり、以後この先生が音楽の授業を運営できるよう指導していきたい。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様。


10・11
回数:2
クラス:A
テーマ:音階 ト音記号の書き方 
内容:前回の復習を含める形で、手を使った音階の練習を行った。いずれ5線紙を使った授業をするときに導入しやすくする為だ。ト音記号を書く練習をしたが、生まれて初めて書く子供たちばかりで説明がとても難しかった。
クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様。


10・18
回数:3
クラス:A
テーマ:ト音記号 Tinkle Tinkle Little Star
内容:ト音記号は教科書を使い説明をする。教科書を読ませることは簡単だが、それを実際書かせるのはまだ困難が伴うようだ。「 Tinkle Tinkle Little Star」は階名での歌唱を行う。大きい声では歌えるが音楽的な声には遠い為、やさしく歌うという単語を多用した。イブティサム先生はメモを取るなど意欲を見せている。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


10・25
回数:4
クラス:A
テーマ:音階 Tinkle Tinkle Little Star
内容:咽に優しい歌い方という言い方で、ソフトな声質を得られるよう指導した。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。歌詞を付けずに音階だけの練習。音程に注意しながら進行にリズムを作りながら進めていく。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。
同じテーマを5年生にも行う予定だが3年生においてはソルフェージュのみに留めておく。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



11・2
クラス:A
テーマ:音階 Tinkle Tinkle Little Star 四分音符・二分音符の書き方。
内容:前回の復習を含めたものに続き、今回は音符の書き方を学習させた。生徒にとって新しい学習内容であるため、大変興味を持ってノートに書いていた。 ト音記号のようにどこから始めるという制約が無い為、かなりしっかりと書くことが出来た。男子は落ち着きが無い為、集中させるのに苦労する。男子全般に言えることだが、成果の上がる生徒とそうでない生徒との差がはっきり出るように思う。

クラスB:
クラスC:
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・9
回数:6

来客の為授業を休ませてもらった。


11・16
回数:7
クラス:A
テーマ:Tinkle Tinkle Little Star  ヤービーラーディー
内容: 教科書にある「ヤービーラーディー」というアラビア語の歌を歌った。この曲はダマスカスの先生が作ったのだそうだ。音取りはスムーズにいき、歌詞付けまでを行うことが出来た。先生もTTでこの曲を学びコミュニケーションが取りやすかった。徐々に先生を授業内に取り入れていく。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・23
回数:8
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー リズムの学習
内容:「ヤービーラーディー」1楽曲として完成させた。生徒全員が歌詞とメロディーを覚え、しっかりと歌えるようになった。リズム練習も行い、マラカス・トライアングル・カスタネットを使い楽器に慣れさせた。とてもうれしそうにしているのが印象的だ。取り合いになり騒然とするので、限られた個数で運営するのがベストだと思う。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11.30
回数:9
クラス:A
テーマ:ピアノ
内容:指使いの練習を行う。右手の音階を中心に進める。各個人にピアニカを渡す事が出来ない為、教科書のピアノのページに指を置かせ練習させた。使用台数は2台。1の指、2の指と、指番号を付け教授する。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



12・7
回数:10
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー
内容:イブティサム先生が中心になり音楽を教授する。TTの成果もあり説明もうまいように感じた。ピアニカと時折の説明は私が行った。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:上記と同様



12・14
回数:11
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー ファンナルジャラス
内容:徐々に1人で授業を行えるように計画を立てる。音符のカードを作り、それで授業を作っていっていた。歌は怒鳴り声がちなので、さらに気を使わなければならない。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



12・21
回数:12
クラス:A
テーマ:総復習
内容:ト音記号・音符の書き方と歌うことの出来る歌全て(マウタニーも含む)を復習と言う形で学習する。男子は各作業だと比較的安定するようだ。中にはト音記号をノートいっぱいに書く生徒もいた。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様
2005 12・28 〜 2006 1・24
冬休みの為休み


2006
1・25
回数:13
クラス:A
テーマ:フィリアスフーラ 全音符・八分音符
内容:イブティサム先生が歌詞を付けた新曲(フィリアスフーラ)を練習。音符の学習は足し算をすることにより(八分+八分=四分)理解させる。授業は基本的に1人で行えるようになった。だが体力的にきついらしく、3時間は大変そうだった。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・1
回数:14
クラス:A
テーマ:フィリアスフーラ 休符
内容:歌唱練習は音程や顔の表情等まで指示をする。休符は前回同様、休符での足し算でより理解を深めさせる。歌唱は以前よりも落ち着いて歌えているように思えた。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・8
回数:15
クラス:A
テーマ:フィリアスフーラ 音符の総復習 
内容:歌唱の仕上げと、音符と休符の総復習をおこなった。音符は足し算の要領で問題をたくさんこなさせた。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

2・15
回数:16
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方
内容:ト音記号・音符が書けるようになったので、5線紙に下から全音符でドレミファソラシドを書けるよう指導する。1つずつ書きながら確認し次に進めていった。男子は先生が説明してもなかなか理解できない。時間をかけてじっくりと取り組むことが必要だと感じた。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・22
回数:17
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方A
内容:前回と同じ内容で授業をする。1週間経つと忘れてしまう生徒も結構いるので確認をする。穴埋めの問題も出しながら飽きないように授業を進める。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・1
回数:17
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方B 歌曲の復習
内容:前回とほぼ同じ内容で授業をする。下加線のドがわからない生徒がまだいる。個人的にあたり、イブティサム先生は進行、私は補助の役割で進める。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・8
回数:18
シンデレラコンクール準備の為休み。

3・15
回数:19
クラス:A
テーマ:ナシードブスターニを楽譜に書く
内容:4小節のみ(16小節あるが繰り返しの為)を書けるようにする。まずドの位置を確認することが大事で、それでも3分の1くらいは間違ってしまう。1つずつをまず私が書き、その後生徒が書くといった具合に進めていく。イブティサム先生はずっとメインとして立ち、音楽を教えている。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

3・22
回数:20
クラス:A
テーマ:ナシードブスターニを楽譜に書くA
内容:前回と同様である。書き終わった後その楽譜を歌わせ認識させる。楽譜を書き時間をかけて確認。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

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D)活動状況一覧(女子3年生3クラス分)

D)活動状況一覧(女子3年生3クラス分)
2005・10・2〜2006・3・19 毎週日曜日



2005
10・2
回数:1
クラス:A
テーマ:音階 マウタニー
内容:音階を手を使い認識させる練習ドレミファソラシドレミファまでの認識をさせる事が出来た。全体・グループ・個人に分けて行う。この学年は音楽を学習した経験が無く、歌唱時の音程や態度等が全く身についていないことを感じる。音楽に対する興味は感じるがそれを実際の学習に生かせるようにしていきたい。尚、9月から低学年(3年生)対象のティーチャーズトレーニングを開始した。この学校ではサハル先生が対象者であり、以後この先生が音楽の授業を運営できるよう指導していきたい。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様。


10・9
回数:2
クラス:A
テーマ:音階 ト音記号の書き方 
内容:前回の復習を含める形で、手を使った音階の練習を行った。いずれ5線紙を使った授業をするときに導入しやすくする為だ。ト音記号を書く練習をしたが、生まれて初めて書く子供たちばかりで説明がとても難しかった。尚サハル先生は食中毒の為学校を休んでいる。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様。


10・16
回数:3
クラス:A
テーマ:ト音記号 Tinkle Tinkle Little Star
内容:ト音記号は教科書を使い説明をする。教科書を読ませることは簡単だが、それを実際書かせるのはまだ困難が伴うようだ。「 Tinkle Tinkle Little Star」は階名での歌唱を行う。大きい声では歌えるが音楽的な声には遠い為、やさしく歌うという単語を多用した。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


10・23
回数:4
クラス:A
テーマ:音階 Tinkle Tinkle Little Star
内容:咽に優しい歌い方という言い方で、ソフトな声質を得られるよう指導した。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。歌詞を付けずに音階だけの練習。音程に注意しながら進行にリズムを作りながら進めていく。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。
同じテーマを5年生にも行う予定だが3年生においてはソルフェージュのみに留めておく。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様




10・30
クラス:A
テーマ:音階 Tinkle Tinkle Little Star 四分音符・二分音符の書き方。
内容:前回の復習を含めたものに続き、今回は音符の書き方を学習させた。生徒にとって新しい学習内容であるため、大変興味を持ってノートに書いていた。 ト音記号のようにどこから始めるという制約が無い為、かなりしっかりと書くことが出来た。今回からサハル先生が復帰した。

クラスB:
クラスC:
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・6
回数:6

来客の為授業を休ませてもらった。


11・13
回数:7
クラス:A
テーマ:Tinkle Tinkle Little Star  ヤービーラーディー
内容: 教科書にある「ヤービーラーディー」というアラビア語の歌を歌った。この曲はダマスカスの先生が作ったのだそうだ。音取りはスムーズにいき、歌詞付けまでを行うことが出来た。先生もTTでこの曲を学びコミュニケーションが取りやすかった。徐々に先生を授業内に取り入れていく。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・20
回数:8
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー リズムの学習
内容:「ヤービーラーディー」1楽曲として完成させた。生徒全員が歌詞とメロディーを覚え、しっかりと歌えるようになった。リズム練習も行い、マラカス・トライアングル・カスタネットを使い楽器に慣れさせた。とてもうれしそうにしているのが印象的だ。

クラス:B

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11.27
回数:9
クラス:A
テーマ:ピアノ
内容:指使いの練習を行う。右手の音階を中心に進める。女子は多少メカニカルなものが苦手で、多少飽きてしまうのが早い。各個人にピアニカを渡す事が出来ない為、教科書のピアノのページに指を置かせ練習させた。使用台数は2台。初めての割には覚えが早くびっくりした。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



12・4
回数:10
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー
内容:サハル先生が中心になり音楽を教授する。TTの成果もあり説明もうまいように感じた。ピアニカと時折の説明は私が行った。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:上記と同様



12・11
回数:11
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー ファンナルジャラス
内容:サハル先生が一人で授業を行う。先生は歌がうまいので音楽の授業として成立しているように感じた。ピアニカも使い、少々間違いながらも演奏していた。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



12・18
回数:12
クラス:A
テーマ:総復習
内容:ト音記号・音符の書き方と歌うことの出来る歌全て(マウタニーも含む)を復習と言う形で学習する。各作業の方がアラブ人の性格上落ち着いて出来るようで、実技以外の学習も今後積極的に行いたい。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2005 12・25〜 2006 1・21
冬休みの為休み

2006
1・22
回数:13
クラス:A
テーマ:ナシードブスターン(1番) 全音符・八分音符
内容:サハル先生が歌詞を付けた新曲を練習。音符の学習は足し算をすることにより(八分+八分=四分)理解させる。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

1・29
回数:14
クラス:A
テーマ:ナシードブスターン(1番) 休符
内容:歌唱練習は音程や顔の表情等まで指示をする。休符は前回同様、休符での足し算でより理解を深めさせる。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・5
回数:15
クラス:A
テーマ:ナシードブスターン(1番〜3番) 
内容:振り付けをつけながら1曲として完成させる。女子にあった楽曲のようで子供たちは大変喜んで歌っている。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

2・12
回数:16
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方
内容:ト音記号・音符が書けるようになったので、5線紙に下から全音符でドレミファソラシドを書けるよう指導する。1つずつ書きながら確認し次に進めていった。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

2・19
回数:17
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方A
内容:前回と同じ内容で授業をする。1週間経つと忘れてしまう生徒も結構いるので確認をする。穴埋めの問題も出し、応用力を身につけさせる。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

2・26
回数:17
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方A
内容:前回と同じ内容で授業をする。1週間経つと忘れてしまう生徒も結構いるので確認をする。穴埋めの問題も出し、応用力を身につけさせる。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・5
回数:18
シンデレラコンクール準備の為休み。

3・12
回数:19
クラス:A
テーマ:ナシードブスターニを楽譜に書く
内容:4小節のみ(16小節あるが繰り返しの為)を書けるようにする。まずドの位置を確認することが大事で、それでも3分の1くらいは間違ってしまう。1つずつをまず私が書き、その後生徒が書くといった具合に進めていく。サハル先生はずっとメインとして立ち、音楽を教えている。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

3・19
回数:20
クラス:A
テーマ:ナシードブスターニを楽譜に書くA
内容:前回と同様である。書き終わった後その楽譜を歌わせ認識させる。音程がとてもいい生徒が数人で始めている。これも授業とTTによる効果であろうか。最後に耳の練習として、鍵盤の音宛クイズや、目をつぶらせて私が手を叩き数を当てるゲームをやった。

クラス:B
クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

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E)活動状況一覧(共学3年生2クラス分)

E)活動状況一覧(共学3年生2クラス分)
2005・10・2〜2006・3・19 毎週日曜日




2005
10・2
回数:1
クラス:A
テーマ:音階 マウタニー
内容:音階を手を使い認識させる練習ドレミファソラシドレミファまでの認識をさせる事が出来た。全体・グループ・個人に分けて行う。この学年は音楽を学習した経験が無く、歌唱時の音程や態度等が全く身についていないことを感じる。音楽に対する興味は感じるがそれを実際の学習に生かせるようにしていきたい。尚、9月から低学年(3年生)対象のティーチャーズトレーニングを開始した。この学校ではマリアム先生が対象者であり、以後この先生が音楽の授業を運営できるよう指導していきたい。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様。


10・9
回数:2
クラス:A
テーマ:音階 ト音記号の書き方 
内容:前回の復習を含める形で、手を使った音階の練習を行った。いずれ5線紙を使った授業をするときに導入しやすくする為だ。ト音記号を書く練習をしたが、生まれて初めて書く子供たちばかりで説明がとても難しかった。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


10・16
回数:3
クラス:A
テーマ:ト音記号 Tinkle Tinkle Little Star
内容:ト音記号は教科書を使い説明をする。教科書を読ませることは簡単だが、それを実際書かせるのはまだ困難が伴うようだ。「 Tinkle Tinkle Little Star」は階名での歌唱を行う。大きい声では歌えるが音楽的な声には遠い為、やさしく歌うという単語を多用した。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


10・23
回数:4
クラス:A
テーマ:音階 Tinkle Tinkle Little Star
内容:咽に優しい歌い方という言い方で、ソフトな声質を得られるよう指導した。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。歌詞を付けずに音階だけの練習。音程に注意しながら進行にリズムを作りながら進めていく。全体、グループ、個人という3パターンで歌わせる。
先生は大変熱心であるが、男子生徒がかなり落ち着きがないのでよく怒っている。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・30
クラス:A
テーマ:音階 Tinkle Tinkle Little Star 四分音符・二分音符の書き方。
内容:前回の復習を含めたものに続き、今回は音符の書き方を学習させた。生徒にとって新しい学習内容であるため、大変興味を持ってノートに書いていた。 ト音記号のようにどこから始めるという制約が無い為、かなりしっかりと書くことが出来た。

クラスB: クラスAと同様
内容:クラスAと同様



11・6
回数:6

来客の為授業を休ませてもらった。


11・13
回数:7
クラス:A
テーマ:Tinkle Tinkle Little Star  ヤービーラーディー
内容: 教科書にある「ヤービーラーディー」というアラビア語の歌を歌った。この曲はダマスカスの先生が作ったのだそうだ。音取りはスムーズにいき、歌詞付けまでを行うことが出来た。先生もTTでこの曲を学びコミュニケーションが取りやすかった。徐々に先生を授業内に取り入れていく。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


11・20
回数:8
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー リズムの学習
内容:「ヤービーラーディー」1楽曲として完成させた。生徒全員が歌詞とメロディーを覚え、しっかりと歌えるようになった。リズム練習も行い、マラカス・トライアングル・カスタネットを使い楽器に慣れさせた。楽器を使うと取り合いになってしまうので、多少の制約が必要に思う。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



11.27
回数:9
クラス:A
テーマ:ピアノ
内容:指使いの練習を行う。右手の音階を中心に進める。各個人にピアニカを渡す事が出来ない為、教科書のピアノのページに指を置かせ練習させた。使用台数は2台。先生は私の言うことを汲み取り説明してくれる。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



12・4
回数:10
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー
内容:マリアム先生が中心となり進行する。この楽曲は覚えやすいということもあり、先生も割りと楽に教えられるのではないかと思う。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:上記と同様


12・11
回数:11
クラス:A
テーマ:ヤービーラーディー ファンナルジャラス
内容:進行はマリアム先生、補助と演奏は私が行った。ベテランの先生ということも会って、進行は上手なように感じた。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様



12・18
回数:12
クラス:A
テーマ:総復習
内容:ト音記号・音符の書き方と歌うことの出来る歌全て(マウタニーも含む)を復習と言う形で学習する。積極的に書かせる作業を行わせた。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2005 12・25 〜 2006 1・21
冬休みの為休み


2006
1・22
回数:13
クラス:A
テーマ:ヤーアウラード 全音符・八分音符
内容:マリアム先生が歌詞を付けた新曲を練習。音符の学習は足し算をすることにより(八分+八分=四分)理解させる。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


1・29
回数:14
クラス:A
テーマ:ヤーアウラード 休符
内容:歌唱練習は音程や顔の表情等まで指示をする。休符は前回同様、休符での足し算でより理解を深めさせる。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・5
回数:15
クラス:A
テーマ:ヤーアウラード
内容:ノートに書かせ、楽譜を実際に書く練習をした。生徒の出来はまちまちではあるが、全く
からスタートした事を考えたらまずますではないかと思う。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・12
回数:16
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方
内容:ト音記号・音符が書けるようになったので、5線紙に下から全音符でドレミファソラシドを書けるよう指導する。1つずつ書きながら確認し次に進めていった。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・19
回数:17
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方A
内容:前回と同じ内容で授業をする。1週間経つと忘れてしまう生徒も結構いるので確認をする。穴埋めの問題も出し、応用力を身につけさせる。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


2・26
回数:17
クラス:A
テーマ:ドレミの書き方B
内容:前回と同じ内容で授業をする。1週間経つと忘れてしまう生徒も結構いるので確認をする。穴埋めの問題も出し、応用力を身につけさせる。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様

クラス:C
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・5
回数:18
シンデレラコンクール準備の為休み。

3・12
回数:19
クラス:A
テーマ:ナシードブスターニを楽譜に書く
内容:4小節のみ(16小節あるが繰り返しの為)を書けるようにする。まずドの位置を確認することが大事で、それでも3分の1くらいは間違ってしまう。1つずつをまず私が書き、その後生徒が書くといった具合に進めていく。マリアム先生はずっとメインとして立ち、音楽を教えている。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様


3・19
回数:20
クラス:A
テーマ:ナシードブスターニを楽譜に書くA
内容:前回と同様である。書き終わった後その楽譜を歌わせ認識させる。音程がとてもいい生徒が数人で始めている。これも授業とTTによる効果であろうか。最後に耳の練習として、鍵盤の音宛クイズや、目をつぶらせて私が手を叩き数を当てるゲームをやった。

クラス:B
テーマ:クラスAと同様
内容:クラスAと同様
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A)児童への教育効果

1)児童への教育効果
対象:1)5学年女子 6名 2)及びその中から1名選出
目的:プロジェクト効果、及び教授効果を分析し現場での実践教育結果をまとめる。
方法: 1)トータルでの技術向上分析
2)分析方法(1名のモデルのみピックアップ)
    
a)トータルでの技術向上分析(5年生女子 6名)
分析:あるクラスAの生徒を無作為に6名選出し、6ヶ月の間に6回確認調査を行った。
調査内容は以下の6項目である。
1)音楽表現能力(歌唱)・・・音楽表現
2)技術能力(歌唱)・・・音程等
3)技術能力(器楽)・・・ピアニカ、リコーダー
4)技術能力(筆記)・・・ト音記号、音符の書き方
5)態度(授業態度)・・・授業中の態度
6)協調性(アンサンブル能力)・・・グループ歌唱での状況
 この6項目を100%のうちどれだけ達成できたかを記録し、平均点数を以下の表にまとめた。

2)分析方法(1名のモデルのみピックアップ)
上記の6名の中から1名を無作為に選出し分析方法を解説、教育効果の1例として述べる。
  上記の6項目を分析項目とし6ヶ月の間でどれだけの変化があったかを記録する。

  5年生女子クラス
  氏名:リーマ・アブシュクル
 クラスのムードメーカーであり、音楽がとても好きである。多少落ち着きがなく、ふざけることもあるが、集中力があり、テストの際などいい音楽表現が出来る。彼女はシンデレラコンクール出場社であり、学習当初中の上であったが6ヶ月終了の際はトップクラスに成長した。
 
1ヶ月目(10月):
音楽総合能力(アベレージ) 技術能力
(歌唱) 技術能力
(器楽) 技術能力
(筆記) 態度
(授業態度) 協調性(アンサンブル能力)
44 60 0 30 70 60
1)音楽表現能力(アベレージ)・・・音楽表現
  怒鳴り声が混じり、綺麗な声とは言いがたい。
2)技術能力(歌唱)・・・音程等
  ドからファまでは音程が取れる。
3)技術能力(器楽)・・・ピアニカ、リコーダー
  学習経験無し。
4)技術能力(筆記)・・・ト音記号、音符の書き方
  ト音記号の学習。
5)態度(授業態度)・・・授業中の態度
  ある程度の集中力を保っている。
6)協調性(アンサンブル能力)・・・グループ歌唱での状況
  他の歌唱をしっかりと聞けていない。

2ヶ月目(11月):
音楽総合能力(アベレージ) 技術能力
(歌唱) 技術能力
(器楽) 技術能力
(筆記) 態度
(授業態度) 協調性(アンサンブル能力)
51 70 0 40 75 70
1)音楽表現能力(アベレージ)・・・音楽表現
  先月とほとんどかわらず。
2)技術能力(歌唱)・・・音程等
  コンクール出場を意識したためか、飛躍的に伸びる。
  跳躍音程もある程度(3・4度)取れる。
3)技術能力(器楽)・・・ピアニカ、リコーダー
  学習経験無し。
4)技術能力(筆記)・・・ト音記号、音符の書き方
  音階を少し書くことが出来る。
5)態度(授業態度)・・・授業中の態度
  授業にもなれ、どうするべきかが少しずつ理解できるようになる。
6)協調性(アンサンブル能力)・・・グループ歌唱での状況
  ある程度聞いて周囲とリズムを合わせられるようになる。

3ヶ月目(12月):
音楽総合能力(アベレージ) 技術能力
(歌唱) 技術能力
(器楽) 技術能力
(筆記) 態度
(授業態度) 協調性(アンサンブル能力)
63 75 0 70 80 90
1)音楽表現能力(アベレージ)・・・音楽表現
  選抜試験を目の前にしてか、声質が変わる。
2)技術能力(歌唱)・・・音程等
  ドからソまでが正確に取れる。
3)技術能力(器楽)・・・ピアニカ、リコーダー
  学習経験無し。
4)技術能力(筆記)・・・ト音記号、音符の書き方
  歌曲の楽譜が少しずつ書けるようになっている。
5)態度(授業態度)・・・授業中の態度
  周囲に喚起を促すようになる。
6)協調性(アンサンブル能力)・・・グループ歌唱での状況
  リーダーシップを取り、まとめるようになる。

4ヶ月目(1月):
音楽総合能力(歌唱) 技術能力
(歌唱) 技術能力
(器楽) 技術能力
(筆記) 態度
(授業態度) 協調性(アンサンブル能力)
63 75 0 70 80 90
1)音楽表現能力(アベレージ)・・・音楽表現
  徐々に怒鳴り声で無くなってきた。楽譜の読み書きの能力が身についてきて、教科書の音符を大分読めるようになってきた。
2)技術能力(歌唱)・・・音程等
 冬休みを挟んだ為か、大きな変化は無い。
3)技術能力(器楽)・・・ピアニカ、リコーダー
 学習経験無し。
4)技術能力(筆記)・・・ト音記号、音符の書き方
 拍子、終始線等を理解し、基本的な楽譜を書くことが出来る。
5)態度(授業態度)・・・授業中の態度
 現状を維持している。
6)協調性(アンサンブル能力)・・・グループ歌唱での状況
 現状を維持しつつも、他児童を注意する場面もある。


5ヶ月目(2月)
音楽総合能力(アベレージ) 技術能力
(歌唱) 技術能力
(器楽) 技術能力
(筆記) 態度
(授業態度) 協調性(アンサンブル能力)
72 90 10 85 90 90
1)音楽表現能力(アベレージ)・・・音楽表現
 音楽レベルも均整が取れてきた。歌唱姿勢も良い。
2)技術能力(歌唱)・・・音程等
 ドからラまで音程を取れるようになった。
3)技術能力(器楽)・・・ピアニカ、リコーダー
 ピアノの奏法を学習。基本的に学習方法は、ノートに鍵盤を書きその上に指を置き練習する。
4)技術能力(筆記)・・・ト音記号、音符の書き方
 8小節の楽譜をほぼ間違い無く書くことができる。
5)態度(授業態度)・・・授業中の態度
 特に問題は無い。
6)協調性(アンサンブル能力)・・・グループ歌唱での状況
 グループごとのコンテストを行い、協調性をさらに身に付けさせた。

6ヶ月目(3月)
音楽総合能力(アベレージ) 技術能力
(歌唱) 技術能力
(器楽) 技術能力
(筆記) 態度
(授業態度) 協調性(アンサンブル能力)
77 95 20 90 90 90
1)音楽表現能力(アベレージ)・・・音楽表現
  器楽はまだ学習を始めたばかりだが、基本となる歌唱と楽典の基本は学ぶことが出来た。
2)技術能力(歌唱)・・・音程等
 ドからドまでを正しく歌唱。コンクールでは大変綺麗に歌唱・演奏をしていた。
3)技術能力(器楽)・・・ピアニカ、リコーダー
 鍵盤奏法の続きを行う。女性とはピアノにかなりの興味を抱いているようだ。
4)技術能力(筆記)・・・ト音記号、音符の書き方
 今後シ以上の音程を学習させ、棒が下を向くことを学ばせる必要がある。
 全、2分、4分、8分音符、及び休符を書けるようになった。
5)態度(授業態度)・・・授業中の態度
 特には問題は無い・
6)協調性(アンサンブル能力)・・・グループ歌唱での状況
 半年を通し、同じ音色で柔らかく歌唱することを覚えた。
  b)目標設置の効果と周囲への影響
   コンクールという大きな目標を目指し、5学年全体でのレベルアップを狙った。
 12月で選抜試験は終ったが、新しく作成したソルフェージュ楽曲をコンクール出場児童に見本をさせるなど、ある程度のリーダー性を持たせた。コンクールの影響は大きく、4学年の生徒は今からコンクールに出場する為に心の準備をしているようだ。音楽科目はしっかりと計画性を持たせることが、「学習」としての意識を高める大きなきっかけになる。授業内では楽典、筆記、歌唱、器楽を中心に教えたが、それに対する意欲を高揚させるのと同時に、周囲にそれらの重要性を気づかせる効果的な手段となった。上記の女子生徒は飛躍的に実力が伸び、ある生徒は将来音楽の先生になりたいと言っていた。地道な現場での作業と、プロジェクトでの長いスパンを捕らえた計画を密接に関連付けさせる事は、大変効果があり重要な事である。

posted by かわちゃん at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) |   A)児童への教育効果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

B)ティーチャーズトレーニング対象者への効果

2)ティーチャーズトレーニング対象者への効果
対象:3学年女子3クラス
教員:サハル先生 
目的:実際に児童に音楽を教授しながら、ティーチャーズトレーニングで研修を重ねているサハル先生と共に授業を運営する。その児童・教員への教授効果と、トレーニングとの相互効果を検証する。
方法:3クラスのうちの1クラスをモデルに、2005年10月から2006年3月までのデータを元に、1)授業内容、2)児童・先生の技術等の推移、3)筆者と教員との授業の受け持ちの割合、の3点から、効果を論ずる事とする。
教育効果:
1)授業内容
3年生での授業内容は、1)ソルフェージュ、2)歌唱、3)復習を主に、筆記を中心とした4)楽典、5)打楽器を中心とした器楽、以上の5項目が中心である。以下のグラフは1ヶ月間での平均である為、週により多少の内容の割合の変化があることを記しておく。1)ソルフェージュと、2)歌唱についてであるが、1)ソルフェージュは訓練内容によって歌唱方法を取り入れる場合がある。ここにおいては、「音感教育の為の歌唱練習」という定義のもと、カテゴリー分けをしている。最終的に音楽作品として仕上げの段階にあるものを2)歌唱とし区別をしている。



 ティーチャーズトレーニングでの学習内容を随時授業で取り入れ、実践を重ねた。対象の教員には20年近い教員としての経験があるので、新しい「音楽」という素材を与えるだけで短期間である程度のレベルまで持っていってしまうことが可能である。説明が必要な楽典などは、外国人の私が説明するよりもディティールを細かく解説することが出来る為、児童にとっても理解しやすいと思われる。


2)児童・教員の技術等の推移
 児童と教員の心理・技術の推移であるが、児童・教員共に音楽的技術は飛躍的に伸びていることが解る。教授技術であるが、始めた10月・11月はまだトレーニングも始まったばかりで授業は私のサポート程度に留まっていたが、徐々に実践現場に参加させ、音楽の授業そのもののあり方を考えさせていった。

5年生男子クラスにおいては同様に現地の教員が授業に付いているが、児童を集中させる為の人材で、教員側から何か音楽教育に対しアクションを起こすことは無い。児童・現地教員に音楽技術を教授し、さらにそれを継続させる為のプランであることを再び記しておく。




3)筆者と先生との授業の受け持ちの割合
 前項に記した通り、ティーチャーズトレーニングで得た技術を現場で随時投影する事が大きな目的である。目標として5月の学年が終了するころには、教科書に記載されている基本的な音楽技
術を児童に教授できるようにしたい。トレーニング時の教材は「教科書初級編」を使っている。そのまま授業で使えるよう考慮した結果であるが、来年度以降トレーニングを続ける際には、別副教
材を作成し用いることも視野に入れていきたいと考えている。

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